2026年02月02日
Q:公共の動物園に遺贈寄付を行いたいので、遺言書を用意したいです。行政書士先生にご相談です。(小山)
私は動物が大好きです。3年前に亡くなった主人も動物が好きだったので、主人が生きていた頃は自宅の近くにある動物園に行く事が夫婦の楽しみでした。独りになってからも毎週のように動物達に会いに行き、こんなに喜びを与えてくれた動物たちに何か恩返しが出来たらいいなと考えるようになりました。私は今年で齢80になりますがあいにく子どもは授からなかったので、私が亡くなった際には自身の遺産を動物園に遺贈寄附できたら嬉しいと考えています。きっと主人も良いアイディアだと喜んでくれるはずです。自分の死後に寄付を行うために遺言書を用意したいのですが、遺言書の作成は初めてですし、確実な寄附を行うにはどうすべきなのか、行政書士の先生に相談させて頂きたいです。おそらく遺言書が無い場合には私の兄の息子が相続人にあたると思いますが、正直それは本意ではありません…。以上を踏まえて、アドバイスをよろしくお願いいたします。(小山)
A:寄付をされる際の遺言書は、公正証書で作成を行いましょう。
栃木・小山相続遺言まちかど相談室までお問い合わせありがとうございます。
遺言書の用意がなければ法定相続人へ財産が相続される事になりますので、ご希望の団体に遺贈されたい場合には、遺言書の作成を行ってその意思を明示しましょう。
遺言書は、民法において以下の3つの方式(普通方式)がございます。
①自筆証書遺言
②公正証書遺言
③秘密証書遺言
確実にご希望の団体への寄付を行いたいという場合には②の公正証書遺言が最も相応しい遺言書だと思われます。公正証書遺言であれば、公証役場の公証人が遺言者が伝えた内容をもと文章をおこして公正証書を作成し、遺言書を用意できます。メリットとしては、法律の知識を備えた公証人が作成するためより確実で不備のない遺言書を作成する事が可能という点と、その遺言書というのは公証役場で保管されるので紛失などの心配もありません。そして、いざその遺言書を使用する前に行う検認手続きというものも不要ですから、よりスムーズに手続きへ進むことができます。
相続人以外の団体への寄付をご希望される場合は、遺言書の中で、遺言書の内容を実現するために必要な手続きを行う遺言執行者を指定するとよいでしょう。この遺言執行者として指定された方が手続きを行う権利と義務を有しているので、信頼のおける方に公正証書遺言が存在と遺言執行者をお願いする旨を伝えておく事が重要です。
寄付先(ご相談者様の場合ですと動物園)の状況も確認しておきましょう。団体によっては現金か、遺言執行者により現金化した財産しか寄付として受付していない団体もあります。寄付先の団体の寄付内容や正式な団体名等はしっかりと確認しましょう。
以上のことから、遺言書の作成によりご本人の意思を表明して法定相続人以外のご希望の団体への遺贈寄附する事が可能となるのです。
栃木・小山相続遺言まちかど相談室では、遺贈寄附だけでなく確実な遺言書の作成には公正証書遺言の作成をおすすめしております。遺言書に関するプロフェッショナルがその内容や必要な書類の収集まで細かくサポートさせて頂きます。
初回の相談は無料になりますので、小山の皆様からのお問い合わせを栃木・小山相続遺言まちかど相談室の所員一同お待ち申し上げております。
2025年11月04日
Q:行政書士の先生、実家で見つけた父直筆と思われる遺言書を開封してもよいものか迷っています。(小山)
先日、小山の実家で暮らしていた父が亡くなりました。私は実家を出てはいますが同じ小山で暮らしておりますので、葬儀のあとからは毎日実家に出向き、母を支えながら父の部屋の片付けなどを手伝っています。
そんな折、父が長年大切にしていた棚の中から、遺言書が見つかりました。封がされているのでまだ中身は確認できていませんが、封筒に書かれた文字は父のものですので、父が手書きした遺言書で間違いないと思います。
すぐにでも遺言書の中身を確認したい気持ちはあるのですが、私は5人兄弟で、私以外はみな小山を離れて暮らしていますし、正直なところ兄弟間の仲はあまり良好ではありません。私と母だけで遺言書を開封してしまうと、他の兄弟から文句を言われるのではないかと不安です。遺言書の内容次第では、「遺言書の内容を都合よく書き換えたのではないか」と疑われてしまう可能性も十分考えられますので、いまだ遺言書を開封できずにいます。
兄弟全員が小山の実家に集まりみな同席のもと開封できればよいのですが、その時間をとるのはなかなか難しいと思います。行政書士の先生、この遺言書はどう取り扱えばよいでしょうか。(小山)
A:ご自宅等で発見した手書きの遺言書は、ご自身で開封せずに家庭裁判所で検認手続きを行いましょう。
亡くなった方が遺言書を残していた場合、原則としてその遺言書に記載された遺産分割内容が優先されます。
小山のご相談者様のお話から、今回小山のご実家で発見された遺言書は「自筆証書遺言」という種類の遺言書と拝察いたします。自筆証書遺言は相続人が開封してはならず、家庭裁判所にて検認手続きを行うものと法で定められています。検認手続きを経ずに勝手に開封してしまうと、5万円以下の過料の対象となりますので、必ず検認手続きを行うようにしましょう。
検認を行う目的のひとつに、遺言書の内容の改ざんや偽造を防ぐというものがあります。家庭裁判所にて検認を行い、遺言書の形状や加除訂正の状態などを明確にすること、ならびに遺言書の存在と内容を相続人に知らせることによって、遺言書の改ざんや偽造を防ぐ効果があるのです。
小山のご相談者様が心配されていた「遺言書の偽造」への疑念を解消させることに役立つでしょう。
また、検認の実施日に相続人全員が出席する必要はないので、その点もご安心ください。
まずは戸籍等の必要書類を準備し、家庭裁判所へ検認の申立てを行います。その後検認の実施日の知らせが届きますので、指定された実施日に家庭裁判所へ出向き、検認に立ち会います。申立人は必ず検認に立ち会わなければなりませんが、その他の相続人の立ち合いは任意となっております。
家庭裁判所による検認が完了したら、「検認済証明書」の申請を行いましょう。自筆証書遺言に検認済証明書が付与されることにより、その遺言書をもとに相続手続きを進めることが可能となります。
遺言書にはさまざまな法的な定めがありますので、取扱いについて迷われることもあるでしょう。相続・遺言書を専門とする栃木・小山相続遺言まちかど相談室がお手伝いいたしますので、小山にお住まいで遺言書や相続についてお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。パートナーの司法書士等とも適宜連携し、小山の皆様の相続手続きがスムーズに進むようサポートさせていただきます。
初回のご相談は完全に無料です。小山の皆様からのお問い合わせを、所員一同心よりお待ちしております。
2025年06月03日
Q:入院中の父は遺言書を作成できるか行政書士の方に伺います。(結城)
遺言書についてお伺いしたいことがあります。私は結城に住む50代の会社員ですが、結城の病院に入院している父が最近遺言書について調べて欲しいと私に言ってきました。父は80代で、以前患った病気の再発で入院しています。意識などはしっかりしていますが、たぶん自分の年齢からそろそろ先の事を考える時がきたと考えているのではないかと思います。父は自営業で、家族は母と私と弟の計4人です。遺言書について調べてはいるものの、父はすでに寝たきりですし、歩いたとしても病院内を少しだけという感じです。このような状態の父が遺言書を作成することは出来るのでしょうか?(結城)
A:ご容態によって作成できる遺言書が異なるためご相談ください。
遺言書の普通方式には3種類あり、遺言者のご希望で作成することが可能です。結城のご相談者様のお父様は寝たきりとはいえ意識がはっきりとされているとのことですので、まずは自筆証書遺言についてご説明します。
自筆証書遺言は、遺言者の意識がはっきりされていて、遺言者本人が「遺言の本文および遺言書の作成日、署名等」を自筆で記入して押印できるようでしたら作成することが出来ます。なお、自筆証書遺言に添付する財産目録については、ご家族など身近な方がパソコン等を用いて作成することが可能です。また、その際にお父様の預金通帳のコピーを添付してください。
次に、自筆証書遺言の作成が難しいようであれば、入院されているお部屋に公証人がお伺いして、遺言者から遺言内容を聞き取って作成する「公正証書遺言」という遺言書があります。公正証書遺言は、作成した原本を公証役場において保管するため、紛失する恐れがありません。また、法律のプロである公証人が作成するため、方式に間違いがありません。なお、法務局で保管された自筆証書遺言と、公証役場で保管されている公正証書遺言は、開封時に必要とされる家庭裁判所による検認手続きは不要です。
ただし、公正証書遺言を選択される際に気を付けていただきたいことがあります。公正証書遺言の作成にあたっては、二人以上の証人を用意する必要があるため、証人と公証人との日程調整をしなければならず、場合によっては作成日までお時間がかかる場合があります。お父様が早急に遺言書を作成したい、容体が安定しないなどというご状況でしたら早急に専門家に相談し、証人の依頼をしましょう。
栃木・小山相続遺言まちかど相談室では、結城のみならず、結城周辺地域にお住まいの皆様から相続手続きに関するたくさんのご相談をいただいております。
相続手続きは慣れない方にとっては複雑な内容となり、多くの時間を要する手続きになるかと思われます。栃木・小山相続遺言まちかど相談室では結城の皆様のご相談に対し、最後まで丁寧に対応させていただきますので、安心してご相談ください。また、栃木・小山相続遺言まちかど相談室では結城の地域事情に詳しい相続手続きの専門家が、初回のご相談を無料にてお伺いしております。
結城の皆様、ならびに結城で相続手続きができる行政書士および事務所をお探しの皆様にお目にかかれる日をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
初回のご相談は、こちらからご予約ください
栃木・小山相続遺言まちかど相談室では、栃木県の小山を中心に古河、結城、野木、下野など栃木全域を対象に遺産相続や遺言書作成に関する専門手続きをお手伝い致します。
初回の相談は完全無料ですので、遺産相続のお悩みや遺言書の作成の取得をご検討中で栃木県にお住まいの方は、行政書士野村事務所の無料相談を是非ご活用ください。
◎弊所は駐車場も完備しておりますので、お車でお越しいただくことも可能です。
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